生産者について
Hello ごあいさつ
栃木県南部、新波地区でNIPPA米というブランドで、オーガニックな米作りをしています。私で400年続く農家の17代目。前職は東京で雑誌や広告のカメラマンをしていました。写真で学んだものづくりの考え方や物の見せ方を活かしながら、NIPPA米をブランドとして展開しています。
農業を楽しく身近に感じてもらえるよう、SNS等で情報発信しながら米作りに励んでいます。全てはおいしいと楽しいのために。
Passion 農業への思い
以前たまたま、実家の写真を撮っている時に、父が400年続く農家の16代目であり、自分が継がなければ家業の農業が途絶えるという事実を認識しました。そのときに、自分にしかできない事をやるべきだと強く感じ、東京から実家へ戻って就農しました。
よく、なぜカメラマンを辞めてまで農業をするの?と言われますが、私の中では同じ表現活動です。写真を撮るということはその対象をよく見るということ。道具がカメラからトラクターに変わっただけで、やっていることは同じです。むしろカメラマン時代より現在の農業のほうが、表現度合いが増していると感じています。
Nostalgia 新波地区への思い
海も無ければ山も無い。日本のベトナムと言われるほど一面に田んぼが広がっているのがここ新波地区です。若い頃は何もなく、駅からも遠い地元が嫌いでした。どうやってここから抜け出せるかばかり考えていました。今となっては都市開発を免れた、おいしい米のとれる田んぼが何よりの財産です。
新波地区には農業しかありません。NIPPA米の価値が認知されることで、新波地区に誇りを感じたり、帰ろうかなと思ったり、ここで農業やってみたいと思ってくださる方が増えたら嬉しいです。